
私は二~三年前に知人に聞いて知りました。
自分の髪を医療用ウィッグとして役立ててもらうために、寄付することです。
このことを知ってから、がんばって手入れをしながら伸ばしてきました。
やっと、寄付に最低必要な長さの31センチをカットできるだけ伸びました。
私は、元気な見た目によらず、実は持病がいくつかあります。
そのために、苦しい思いや悔しい思いをしてきました。これからも向き合っていかねばなりません。
また、直接的に人の役に立つ仕事をしたくて、そういった仕事をしてきましたが、それもちょっと身体がしんどくなってきました。
献血をしたくても、数値がよくないのでできません。
臓器提供意思表示カードは家族の反対があり、それを押し切ってまではできません。
そんな中、私にもできることがあることを知り、嬉しくて、無心に手入れし伸ばしてきました。
化繊、アクリル製のウィッグは見ていてカツラと容易にわかるそうです。人毛ウィッグは数十万と高価。高額な治療費もかかる中、簡単に出せる金額ではありません。
女性や子どもにとって髪を失うことがどんなに辛いことか想像に難くありません。
それが、寄付により無償で提供できるのです。
この活動をしている日本で唯一のNPO法人です。 → ☆
今日、背中の半分より長かったロングから、ショートになりました

ビフォー

アフター

カットしてくださった美容師さんには、これまでこの目的を話さず、毎回ただ「まだまだ伸ばす」「もし私が切りたいと言ったら止めてね」と言ってきました。
今日の31センチのバッサリカットに、美容師さん自身も私と同じくどきどきされながら、でも「楽し~


他の美容師さんも、「20年以上やってきたけど30センチ切る人は初めて・・・


あぁ、なんて軽いんでしょう


何より、どなたかの髪の毛としてお役に立てることがうれしいです。
ヘアドネーションは、まだまだ知られていない現状です。美容師の方もご存じないことが多いようです。
少しでも多くの人が知り、この活動が広がって欲しいと思います。